前回の続き


この時点で旅行の残日数は4泊5日。
無駄にボラカイ島にタッチして戻ってきたせいで、まだ全然遊んだ感じがしなかった。

残りの日程は、オスロブに2泊、モアルボアルに2泊することにした。
オスロブはジンベイザメと泳ぐツアーが有名で、モアルボアルはダイビングが評判らしいので、それだけ楽しめれば十分だろう。


チェックアウトぎりぎりの時間までホテルに籠って、ブツブツ途切れる劣悪なWiFiでオスロブへの行き方を調べたり、ホテルの予約を取った。
そしてオスロブに向かう前に軽くセブ市内を観光。
回ったのは道教寺院、サンペドロ要塞、サント・ニーニョ教会の3か所。
それほど観光すべきところがあるわけでもないので、これで十分。


道教寺院

ceb1



ceb2



道教寺院から市内に戻る時に、全然タクシーが捕まらなくて困った。
タクシーで来る人は帰りも待ってもらっているため、駐車場で待機しているタクシーに声をかけても断られてしまった。
結局、途中まで歩いてバイクタクシーを拾った。


サンペドロ要塞は、まぁこんなものかという感じ。

ceb3


ceb4

ウサマ・ビン・ラディンの肖像画。
ではなくてマゼラン。



それにしてもビン・ラディンとそっくり!

laden_mazelan

これ、トリビアとして使えるな。





サント・ニーニョ教会では群衆が集まって、偉そうな人の説法を聞いていた。
現地の言葉だったので何を言っているのか全く理解できなかった。

ceb5




サント・ニーニョ教会からサウスバスターミナルまで徒歩で移動し、オスロブ行きのバスに乗った。
セブからオスロブまでは3~4時間くらい。バス代はエアコン車で180ペソ。
到着した時には暗くなっていた。



翌朝、ジンベイザメツアーに参加。
朝の6時とか7時とか、やけに早い時間に出発した。
場所はオスロブの中心から車で20~30分ほどの距離にある。微妙に遠い。
着いたときには既にほかの客でかなり混雑していた。
簡単なブリーフィングを受け、ボートに乗って5分ほどでサメの遭遇ポイントに到着。

ほかの客を乗せたボートが多数いて、海の上も混雑していた。
絵にするとこんな感じ↓

shark_tour

赤色のボートが餌付けをしていて、その周りに観光客を乗せたボートが囲っている。
実際の数はもっと多い。


海に入って待っていると、ジンベイザメがすぐ近くまで泳いでくる。


同じツアーに参加したアルゼンチン人からもらった写真
oslob1




普段は水族館でガラス越しにしか見られないジンベイザメを間近で見られるのは、貴重な体験だと思う。
が、「サメと一緒に泳いでいる感」は残念ながらなかった。
というのも各ボートごとに縄張りが決められているようで、隣りのボート近くまで泳ごうとするとすぐに「戻れ、戻れ!」と怒られる。
ボートの幅なんて大して広くないし、1隻に10人くらいは乗っているので、自由に泳ぐことはほとんどできない。
ただボートの端をつかんで浮いているだけ。
泳ぎが得意な人は「サメと一緒に泳げる!」と期待を膨らませていると、ちょっとがっかりするだろう。
それを差し引いても参加してよかったと思っているけどね。





昼からはスミロン島のツアーに参加した。


スミロン島へはボートに乗って10分くらい。

oslob3


ネット情報だと「オスロブでは絶対にスミロン島に行くべし」とやけに評判が高いのだが、自分の中の評価はそこまでではないかな。



泳げるところは島の西側と東側の2か所。
西側にはビーチがあって海の水は確かに綺麗なのだが、サンゴや熱帯魚がたくさんいる訳ではない。
泳いでいたら所々にクラゲっぽいのがいて、刺されないか不安だった。
事前説明で特に注意喚起はなかったので、そこまで神経質になる必要はなかったのかもしれないが。
oslob4





東側はクラゲがいなかったは良かった。
ただしビーチはないので、ゆっくりすることは出来ない。

oslob5


oslob6




あと、チャイニーズとコリアンが多かったのもマイナスポイントだな。
騒々しいし、マナーがなっていない。
一通り泳いだ後ビーチでまったりしようとして、誰もいなくなったハンモックに行ったら、使用済みエプロンが置き去りにされてやがんの!
信じられないでしょ。
まともな人間だったら、そんなもの恥ずかしくて置いていけないだろ。
キチガイか、こいつらは。折角の海なのに頭に来たよ。
綺麗なビーチに汚いもの置いていくなっての!




と、色々と不満を書いたが、海とビーチはきれいだったし半日過ごすにはよかった。
料金も2000ペソと安いので、オスロブに行った際はサメツアーのあとに行くといいと思う。