専業のトレーダーから社会復帰した後で引越しをして、それから1年ちょっと今住んでいるアパートで生活をしている。
築30年以上の古い2階建てアパートで、8部屋あるうち6部屋が埋まっている。ここに住み始めた時からそれは変わっていない。
俺は2階に住んでいるのだが、アパートの構造上、道路に出るためには1階の部屋のベランダっぽいスペースを通り抜ける必要がある。

なので毎朝仕事に行く際に1階の部屋の前を通ることになる。
そこの1階の住人、天気が悪くなければ毎日洗濯物を干しているんだよね。
見た目は50代~60代くらいのおっさん。

さらに、1階の他の2部屋も毎日家にいるっぽい。
一人は60歳くらいの妖怪みたいな見た目のおばさんで、もう一人は50歳くらいのやくざっぽい雰囲気のおっさん。
残り1部屋は空室なので、1階に住んでいる3人は全員外で働いていないようだ。
なお、このアパートは全部屋単身者用なので、家族で住んでいるということはありえない。

引っ越す前に住んでいた部屋も、1階の住人が明らかに働いていなかった(自分もその時は専業トレーダーだったので働いていなかったが)。
その人は毎日夕方になると、スーパーに買い物にでもいくのか、原付で出かけて1時間ほどで帰ってきてた。
1度、たばこの煙が頻繁に来るので不動産会社を通して文句を言ったら、わざわざ部屋まで謝罪しに来たことがあった。
年齢は自分と同じくらい(30代)で、特に不健康そうだとか障害者とかではなかった。



こういう人達は一体何をして生計を立てているんだろうね。不思議でしょうがないよ。
役所を欺いて生活保護でも受給しているのかね。
なんだかその可能性が高いような気がする。

安いアパートには、こういう得体のしれない連中が集まってくるのだろうな。


ちなみに2階の住人はどうかというと、俺の部屋の片方の右隣は空室になっている。
そして左隣は誰かが住んでいるのだが、生活音がほとんどしないので、どういう人が住んでいるのか全く分からない。
土日に一日中家にいると、時々ベランダの窓をガラガラと開けたり締めたりする音が聞こえるので、誰かが住んでいるのは分かっている。
しかし、玄関のドアを開け閉めする音やテレビの音、電話で会話する声などが全くしないので、性別すら分からない。


残り1部屋の住人は部屋が離れているし、顔を見たこともないので分からない。

文章だけだと分かりづらいと思うので、絵にするとこんな感じになる。


apart


ご覧の通り俺の部屋は空室と静かな人に囲まれているので、いい環境だと思う。